年収500万円台の医療従事者が始める不動産運用

年収500万円台の医療従事者が始める不動産運用

不動産運用は、年収500万円台の医療従事者の方でも十分にチャレンジできる方法です。一見するとハードルが高いように感じられますが、正しい運用方法を知ることでその不安は解消できるでしょう。こちらでは、年収500万円台の医療従事者向けの不動産運用方法についてご紹介します。

年収500万円台で不動産運用は難しい?

あなたは「不動産運用」と聞くと、はじめにどのようなイメージを持たれるでしょうか? おそらくは「私なんかが……」と、ハードルの高さを感じられるかと思います。
確かに不動産は高額な商品です。そのため、不動産投資・運用とは一部の富裕層がやることで、自分には無縁のお話……と考えられている方も少なくありません。しかし、果たして本当に不動産運用のハードルは高いのでしょうか?
答えは「ハードルの高いものもあれば、低いものもある」。少し曖昧な言葉なので、以下で補足していきましょう。

たとえば、オフィスビルや1棟マンションなどの取引には億単位のお金が動きます。こうした商品は、余力があり余った資産家の方々の不動産投資と言えるでしょう。
一方、1Kマンションへの投資・運用など、比較的少額ではじめられる商品も市場には存在します。そして、これらこそが今巷で人気の不動産運用です。

・年収500万円台で投資をするなら都内の区分物件
年収500万円台で、かつ不動産運用初心者ということであれば、はじめに検討したいのが区分物件です。特に、区分マンションの投資を考える場合は、リスクが低い都心部の物件からスタートさせるのがポイントです。以下は、都心部のマンションで運用をスタートさせることのメリットです。

・少ない元手からスタートできる
マンション1棟を購入しようとすれば、少なくとも億単位のお金が必要になります。一方、区分物件であれば数千万円から購入可能。少ない元でから不動産投資・運用を開始できます。
また、不動産投資の強みは融資を受けられることにあります。35年のローンを組むことができるため、手元の現金を使わずに投資・運用をはじめられます。医療従事者の方の場合は、銀行からの信用も高く、好条件で融資を受けることができる点もメリットです。

・単身世帯からの需要が多い
東京都の報道発表によると、2035年には都心部の単身者が682.0万世帯になると予想されています。さらに、東京都が発表した統計によると2030年には東京の世帯のうち50%以上が単身世帯になる見通しが立っていることが分かりました。
今世間では「東京一極集中」が問題になっています。しかし、東京で不動産運用を考えている人にとって、これは良いニュースにも捉えられます。
不動産投資の基本は、賃貸需要が安定しているエリアを選ぶことです。不動産投資家にとって一番のリスクは、家賃が入ってこないこと。そのリスクを考えた際、東京の1Kマンション投資は非常に有効であると言えるでしょう。

実績を作り複数所有のステップも

一棟マンションの場合、周辺環境に何らかの変化が起こってしまうと一気に空室が増えてしまうリスクが高まります。具体的には、以下の事例があります。

物件の近くに大学があり、学生の入居者で毎年安定した運用ができていたが大学が移転し、次の年からいきなり入居者が決まらなくなった。
大きな工場の近くにあった物件がその工場の従業員の社宅として借り上げられていたが、工場が倒産し1棟丸ごと空室になってしまった。

このような事例が頻発しているわけではありませんが、大きなリターンには大きなリスクが伴うことが分かります。
一方、1Kマンションの場合は、エリア、入居者のニーズを分けて所有することで、大きなリスクを避けられるのです。


区分物件だからこそのリスクもチェック

ワンルームマンション投資はメリットも多いが、リスクがないわけではありません。区分物件だからこその注意点をまとめます。

・リターンは比較的少ない
1棟物件と違い、区分マンション運用は1室のみの家賃収入であるため1棟物件と比べるとリターンは小さくなってしまいます。「不動産運用をやって稼ぐ!」という攻めの側面ではなく、長期的な運用で資産形成をしていく守りの側面が大きい運用であることは理解しておかないといけません。
ワンルームマンションの不動産運用は、投資市場では一般的にローリスク・ミドルリターンの投資であると言われています。リスクを抑えた運用であるため、徐々に運用益が出てくるのが一般的です。「リスクを取ってでも大きくお金を増やしたい!」とお考えの方には向かない運用であると言えます。
ちなみに、ハイリスク・ハイリターンの投資はFX(為替取引)、先物取引、仮想通貨取引等が挙げられます。

・資産価値が残りにくい
ワンルームマンションは床面積と敷地面積の関係性で考えたとき、資産価値に占める建物の割合が大きい物件です。建物は時間の経過と共に資産価値が減少するため、一棟に比べて資産価値が残りにくい側面があります。
不動産は現物資産なので、価値が0になることはあり得ません。しかし、あなたがマンションを購入したとしたら、少しでも資産価値を高く保ちたいと思うのではないでしょうか?
不動産の資産価値を高く保ち続けるには、物件の立地と管理が欠かせません。この物件は駅から近いか?管理会社はしっかりしているか?物件エリアには何か特別なニーズはあるか?など、将来を見据えた視点で判断してみるのもよいでしょう。

正しい知識を身に着けることが不動産運用成功のカギ


このように、年収500万円台で始める不動産運用の場合はワンルームマンションがおすすめです。しかしそこにはメリットだけではなく、デメリットがあることも忘れてはいけません。
これらをしっかりと理解したうえで、あなたにとってどのような物件が最適なのかを考えていくことが重要です。そのためには、正しい知識を身に着けるために不動産会社のセミナーなどに参加するなど、最低限の情報収集も必要になります。

・まとめ
今回は年収500万円台の医療従事者の方に向けた不動産運用についてご紹介させていただきました。年収500万円台の医療従事者にはこのような手堅い不動産運用が適しています。
たとえば忙しい日々の先に待つ退職後は、毎日が休日なのでお金を使う機会が増えます。今も仕事の日よりお休みの日のほうがお金を使っているのでないでしょうか。その休みの日の生活スタイルを何十年も続けられるのが老後の生活なのです。
せっかくの自由な時間があるのに、お金の心配があって老後を謳歌できないのは非常にもったいないことです。このような事態に備え、最小限のリスクで備えを作れる不動産運用は、日々忙しい医療従事者にとって非常に相性が良いと言えるでしょう。

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